2018年– date –
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煎茶稽古|2018年師走
今年最後の煎茶道のお稽古に。12月はいつもあっという間。「心を亡くす」と書いて忙しいとは、なりたくないもので。 十二月の異称 稽古場までの道。イチョウの葉が散り、緋毛氈ならぬ黄毛氈。12月の別名は「師走」が最も有名だが、様々な呼び名がある... -
延暦寺元里坊 旧竹林院@比叡山坂本
比叡山延暦寺と日吉大社の門前町、坂本。日吉大社の程近くにある「元里坊・旧竹林院」に。 里坊(さとぼう)とは、延暦寺の僧侶の隠居所のこと。坂本の町は、比叡山延暦寺の門前町として栄えた地域で、旧竹林院も里坊のひとつ。約3,300㎡の池泉回遊式庭園... -
大阪府で借りられる貸し茶室
煎茶道のお茶会やお稽古に、大阪府内で借りることができる「貸し茶室」をまとめました。 ※記載の内容は、リサーチ時点の情報です。その後、内容が変更されている可能性がありますので、最新の情報は各施設のホームページよりご確認ください。 大阪市 豊松... -
滋賀県で借りられる貸し茶室
煎茶道のお茶会やお稽古に、滋賀県内で借りることができる「貸し茶室」をまとめました。 ※記載の内容は、リサーチ時点の情報です。その後、内容が変更されている可能性がありますので、最新の情報は各施設のホームページよりご確認ください。 長浜 国指定... -
東京大茶会 2018@浜離宮恩賜庭園
毎年「江戸東京たてもの園」と「浜離宮恩賜庭園」の2か所で開催される東京大茶会に。今年で11回目とか。この度、事前申込制の茶席の抽選が当たったので、初参加にて足を運んできた。 東京大茶会の会場 気持ちのよい秋晴れの日。あちこちに緑に紅白のビビッ... -
秋冬の煎茶の愉しみ「すすり茶」
寒くなってくると、暖かいお茶が美味しい。 煎茶道では、冬の手前はすすり茶。急須を使わず、茶碗に茶葉と湯をそのまま頂くお手前。茶を飲むのも淹れるのも茶碗1つなので、家でも気軽に茶を楽しめるのが魅力。 茶碗1つで茶を淹れる 蓋付の茶碗の隙間から... -
長崎平戸の和菓子アート|東西百菓之図~Sweet Hirado~
現在の砂糖を使った和菓子のルーツの1つは、南蛮菓子といわれている。江戸時代、国際貿易の窓口であった長崎の平戸では、異国から砂糖や南蛮菓子が伝来し、砂糖菓子文化が花開いた。 その歴史を受け継ぎ、新たに現代における美しい平戸菓子を作るプロジェ... -
第17回 銀茶会 2018@銀座
銀座の秋の風物詩、銀茶会。昨年は残念ながら雨天中止となってしまったが、今年は秋晴れの元、無事開催。 茶道五流派(表千家・裏千家・武者小路千家・江戸千家・遠州流)と、煎茶道のお茶席が銀座の街に設けられた。 煎茶席(和敬茶道倶楽部) 今年は、1... -
雪堂急須展|朱泥の世界 ~急須の用と美〜
表参道の茶茶の間で開催されている、常滑焼の急須職人・二代目 吉川雪堂さんの個展に。 これだけの数の朱泥急須が一同に会すことは、なかなかない。許可を頂いて写真を撮影してきた。 常滑焼の朱泥急須 常滑焼というと朱泥急須のイメージが強いが、朱、黒... -
煎茶稽古|2018年神在月
10月。暑くもなく寒くもなく、着物で出歩くのによい気候に。今年の稽古も、残り僅かとなってきた。 十月の宝庵 庭にある巨石が、一面苔に覆われている。夏に来た時には、暑さでぼおっとしていたのか全く気付かなかった。奥に咲いているのは、ホトトギスの... -
京都洛北の詩仙堂|文人・石川丈山の隠棲地
叡山電鉄に乗り、洛北の一乗寺から坂を上って詩仙堂に。江戸初期の文人・石川丈山(1583~1672年)が晩年を過ごした、終の棲家。 凹凸窠の詩仙堂 詩仙堂入り口の扁額「小有洞」は、丈山の筆によるもの。 詩仙堂の由来は、中国の詩家36人の画が掲げられた「... -
玉露茶席と茶香服@明治神宮外苑
鎌倉彫 三橋鎌幽先生の講演会にて、主催の煎茶道 方円流の玉露茶席と「茶香服」(茶歌舞伎)の体験を。会場となった明治神宮外苑の聖徳絵画記念館は、方円流さんの稽古場があるのだそう。 ※写真は、螺鈿細工の三器盆に、朱竹の茶心壺(平安春峰 作)。 煎...