黄檗文化– category –
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隠元禅師の足跡を辿る|中国のゆかりの地と茶
明末に日本に来日した、隠元禅師。日本に来日してからのことはよく紹介されていますが、中国にいた頃のことはあまり知られていません。また隠元禅師に関わりのある中国茶には、どんなものがあるのか。来歴を調べてみました。 ※上記写真は、黄檗宗 萬福寺(... -
なぜ木魚は「魚」なのか?木魚の由来と歴史
「ぽくぽくぽく」と、読経と共に使われる仏具の「木魚」。以前「木魚の原型・開梆(魚板)」で軽く取り上げましたが、その後、意外と知らない木魚の歴史について、更に掘り下げて調べてみました。 【木魚の形】 魚とは言いがたい丸い形なのに、なぜ「木の... -
木魚の原型・開梆(魚板)
「開梆」(かいぱん)は、黄檗宗の寺院に特有の木製の法具で、時刻を知らせるためのものです。 隠元禅師が渡来した際、日本に伝えました。魚の形をした鳴らし物で、その形状から「魚梆」(ぎょほう)「魚板」(ぎょばん)「魚鼓」(ぎょこ・ぎょく)とも呼... -
普茶料理のお店一覧
黄檗宗の「普茶料理」(黄檗料理とも)を頂ける、お店・寺院をまとめました。 江戸時代に明から伝わり、中国様式を色濃く残している精進料理。京都の黄檗寺院の他、東京・神奈川・九州などでも、普茶料理を頂ける場所があります。 ※上の写真は普茶料理の「... -
影壁・照壁
黄檗宗のお寺は、入り口から入って法堂まで、まっすぐな道ではなく、一度角を曲がって進むようになっています。この建築様式の由来を、調べてみました。 【邪気避けの防御壁「影壁」】 「影壁」(えいへき)は、中国建築様式の特色である魔除けの壁です。... -
黄檗宗の精進料理「普茶料理」とは?
江戸時代初期、隠元禅師が伝えた中国式の精進料理「普茶料理」(ふちゃりょうり)。その特徴と普茶料理を提供している寺院・お店を紹介します。 【普茶料理とは?】 代表的な普茶料理「雲片」(ウンペン) 「普茶」とは、「普く(あまねく)大衆に茶を供す...
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