煎茶道の教室や稽古場探しのサンコウに、煎茶道の流派を五十音順でまとめました。
「全日本煎茶道連盟」に加盟している流派が約30流派あるほか、非加盟の流派も全国に多数存在しています。分かる範囲で、各流派の創設者・時代・所在地・公式サイトも掲載しました。近年、閉流される流派も増えているため、最新情報は各公式サイトをご覧ください。
目次
煎茶道 流派一覧(五十音順)
備考欄の地名は本部の場所、公式サイトが見つかった流派はリンクを掲載しています。
※◯=体験・見学の受け入れを確認できた流派(2026年7月時点)。無印は不可ではなく未確認
※「全日本煎茶道連盟」の加流派一覧はこちら。
あ行
| 流派名 | よみがな | 体験・見学 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 愛茗流 | あいめいりゅう | 千葉県。明治時代、木村幽亭が創設 | |
| 安部流 | あんべりゅう | 香川県 | |
| 一茶庵 | いっさあん | 大阪府 | |
| 羽楽流 | うらくりゅう | 横浜市 | |
| 永皎流 | えいこうりゅう | 京都府。江戸時代、尼門跡寺院 大聖寺の天巌永皎が創設。昭和46年に再興 | |
| 黄檗掬泉流 | おうばくきくせんりゅう | 東京都三鷹市 | |
| 黄檗皎上月流 | おうばくこうげつりゅう | 三重県津市 | |
| 黄檗弘風流 | おうばくこうふうりゅう | ◯ | 静岡市 |
| 黄檗松風流 | おうばくしょうふうりゅう | ||
| 黄檗売茶流 | おうばくばいさりゅう | ◯ | 大阪府。初代・通仙庵巽堂(1908〜1958年)が創始。京都・萬福寺の茶礼を淵源とする。平成初期に正座を廃し、立礼式を基本とするよう改革。稽古場一覧はこちら |
| 黄檗東本流 | おうばくひがしほんりゅう | ||
| 黄檗幽茗流 | おうばくゆうめいりゅう | ◯ | 東京都 |
| 小笠原流 | おがさわらりゅう | ◯ | 兵庫県芦屋市。遠祖・小笠原遠光が鎌倉幕府初代将軍・源頼朝に仕え、公達誕生の儀以来伝わる礼法が起源。芦屋を拠点に国内8支部のほか米国・中国にも支部を持つ |
| 小川流 | おがわりゅう | 京都市。小川可進(1786〜1855年、号は後楽)が創流。御典医を務めた後、50歳で医業を廃して煎茶家に転じた。「茶は渇を止むるに非ず、喫するなり」との考えの元、元医師の知見を生かした衛生的かつ合理的な煎法を編み出した。宗匠派、京都六流派の一つ。 | |
| 織田流 | おだりゅう | 宮城県仙台市。織田有楽斎を茶祖とし、抹茶は「有楽流」、煎茶は「織田流」 |
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か行
| 流派名 | よみがな | 体験・見学 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 花月菴流 | かげつあんりゅう | 大阪府。江戸後期、田中鶴翁が創設。売茶翁の弟子・聞中浄復禅師に師事してその精神を継承。一条忠香公から「紫の巻」を下賜され、「花月菴流煎茶家元」を称する。宗匠派として多くの分派を生んでいる | |
| 春日流 | かすがりゅう | 東京都。煎茶道&瓶花 | |
| 玉泉流 | ぎょくせんりゅう | ||
| 玉川遠州流 | ぎょくせんえんしゅうりゅう | 京都市。京都六流派。抹茶と煎茶両方がある。 | |
| 隈野聚鳳流 | くまのじゅほうりゅう | 兵庫県 | |
| 雲井流 | くもいりゅう | 愛媛県 | |
| 薫風流 | くんぷうりゅう | 名古屋市。1918年、加藤景石が創設。 | |
| 光輝流 | こうきりゅう | 愛媛県今治市 | |
| 香山流 | こうざんりゅう | 千葉県 | |
| 皇風煎茶禮式 | こうふうせんちゃれいしき | 京都市。皇風流。森下邦堂が創設。京都六流派。清風苑。 | |
| 光風流 | こうふうりゅう | 大分市 |
さ行

| 流派名 | よみがな | 体験・見学 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 狭山流 | さやまりゅう | 秋田県秋田市 | |
| 三癸亭賣茶流 | さんきていばいさりゅう | 広島市。明治31年、初代家元・島村周乃助が創設 | |
| 三彩流 | さんさいりゅう | 宮城県仙台市。開祖・秩父光月師と二世星華丈が、昭和13年に東京で創設 | |
| 柴山流 | しばやまりゅう | ◯ | 山口県。大正8年(1919年)に初代家元・熊野松濤が創設。流名は煎茶の売茶翁に由来 |
| 松莚流 | しょうえんりゅう | 広島市。昭和に深翠堂松莚が創設 | |
| 松月流 | しょうげつりゅう | 愛知県 | |
| 習軒流 | しょうけんりゅう | 神戸市 | |
| 松香庵流 | しょうこうあんりゅう | 横浜市。明治時代、小西西波が創設 | |
| 松風花月流 | しょうふうかげつりゅう | 千葉県 | |
| 笙風社 | しょうふうしゃ | 栃木県 | |
| 松風清社 | しょうふうせいしゃ | 大阪府 | |
| 松風流(富山) | しょうふうりゅう | 富山県 | |
| 松風流(名古屋) | しょうふうりゅう | 名古屋市 | |
| 蕉風流 | しょうふうりゅう | ◯ | 東京都。昭和12年に芭蕉流から分派。初代家元・市川蕉月。 |
| 瑞芽庵流 | ずいがあんりゅう | ||
| 瑞芳菴流 | ずいほうあんりゅう | 大阪府。昭和初期、西山水仙が創設。京都六流派 | |
| 静月流 | せいげつりゅう | 札幌市 | |
| 青山流 | せいざんりゅう | 長野県。昭和後期、上條 香月が創設 | |
| 静雪流 | せいせつりゅう | 東京都。八王子煎茶会を運営 | |
| 清泉幽茗流 | せいせんゆうめいりゅう | ◯ | 東京都。1972年、初代家元・古川純香が創設 |
| 静中庵流 | せいちゅうあんりゅう | 東京都。 池尻稲荷神社 茶室「静中庵」 | |
| 静風流 | せいふうりゅう | 静岡市 | |
| 仙風売茶流 | せんふうばいさりゅう | 広島 | |
| 草石流 | そうせきりゅう | 宮崎 |
た行
| 流派名 | よみがな | 体験・見学 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 泰山流 | たいざんりゅう | 京都市。昭和に崩場泰山が創設。京都六流派 | |
| 竹田流 | たけだりゅう | 竹田 | |
| 竹峯流 | ちくほうりゅう | 札幌市。昭和58年に初代家元・林竹峯が創流。 | |
| 知足庵流 | ちそくあんりゅう | 鹿児島市 | |
| 東仙流 | とうせんりゅう | 京都市。泉涌寺長老が家元 |
な行
| 流派名 | よみがな | 体験・見学 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 二條流 | にじょうりゅう | ◯ | 京都市。明治元年、水島雅荘が神戸で創始。番茶・香煎・酒点まで扱う。現在は七世・二條雅瑛が家元を務め、萬福寺や東大寺、北野天満宮などでの献茶式も担う |
| 日本礼法 小笠原流 | にほんれいどうおがさわらりゅう | 兵庫県。小笠原本家から礼法の使用を認められ、1930年京都で創流 |
は行
| 流派名 | よみがな | 体験・見学 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 売茶流 | ばいさりゅう | 名古屋市。江戸末期、八橋売茶翁(方巌曇煕)が流祖 | |
| 売茶真流 | ばいさしんりゅう | 京都市福知山 売茶本流の流れから、昭和63年創立(医王山 長安寺) | |
| 賣茶竹延流 | ばいさちくえんりゅう | 京都市 | |
| 賣茶本流 | ばいさほんりゅう | 江戸末期~幕末。京都六流派 京都妙心寺の塔頭「雲祥院」 | |
| 売茶正流 | ばいさせいりゅう | 東京都 | |
| 賣茶竹延流 | ばいさちくえんりゅう | ||
| 芭蕉流 | ばしょうりゅう | ||
| 東阿部流 | ひがしあべりゅう | 横浜市 | |
| 美風流 | びふうりゅう | 奈良市 | |
| 日泉流 | ひよしりゅう | 東京都。1990年創設。日枝神社の献茶を担当 | |
| 風韵社流 | ふういんしゃりゅう | ||
| 文雅流 | ぶんがりゅう | 長崎県 | |
| 文雅静庵流 | ぶんがせいあんりゅう | 宮城県仙台市。文雅流の家元・萩井晴霞の許可を得て、昭和41年に発足 | |
| 文人流 | ぶんじんりゅう | ◯ | 長崎県長崎市。大正末期、初代家元・古賀加仙が創流。南派煎茶・瓶花 |
| 文房流 | ぶんぼうりゅう | ||
| 方円流 | ほうえんりゅう | 京都市 | |
| 宝山流 | ほうざんりゅう |
ま行
| 流派名 | よみがな | 体験・見学 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 三井古流煎茶道 | みいこりゅうせんちゃどう | 滋賀県 三井寺 |
や行
| 流派名 | よみがな | 体験・見学 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 八橋売茶流 | やつはしばいさりゅう |
