茶話– category –
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月替りで独創的な甘味がお目見え。仙台の新進和菓子屋「まめいち」@宮城県
京都の老舗和菓子屋「老松」さんで修行されていた「和菓子 まめいち」さん。定期的に新しい生菓子を生み出していて、幾度に新鮮な発見がある。 2023年に定禅寺通りにオープン 定禅寺通りを見渡せるよう、窓際にカフェスペースがある。 以前は青葉区本町に... -
常滑焼を学ぶ②急須作りを学べる、とこなめ陶の森 研修工房|急須を巡る旅
とこなめ陶の森は、資料館・ 工芸研究所・研修工房の3つの施設がある。陶芸研究所の奥に進むと、研修工房がある。見学OKとのことで、中を拝見させていただいた。 とこなめ陶の森 研修工房 常滑陶芸研修所の玄関を入り、まっすぐ進むと陶芸工房が姿を表す... -
茶室研究者・堀口捨己氏の茶室。とこなめ陶の森 陶芸研究所@愛知県
「とこなめ陶の森」資料館を後にし、陶芸研究所へ。 2023年に国の登録有形文化財に登録されたばかり。初代常滑市長にしてINAXの創業者、伊那長三郎(1890-1980年)の寄付によって建てられ、今も開館当時の姿のまま使われている。陶芸研究所はいつでも見学... -
常滑焼を学ぶ①常滑急須の特徴と歴史|急須を巡る旅
以前、拝見した常滑急須の展示会「吉川雪堂展|朱泥の世界~急須の用と美~」。それから常滑焼の歴史について、気になっており、あれこれ調べながらも、「やはり現地に行かないことには」と、先日10数年ぶりに常滑に足を伸ばしてきた。 急須の街・愛知県常... -
釜炒り茶「隠元さんのお煎茶」@長崎県
先日、長崎の興福寺を訪れた折、「隠元さんのお煎茶」という釜炒り茶が売られていた。このお茶の存在は知らなかった。 日本に釜炒り茶を伝えた隠元さんのお煎茶 山門をくぐり拝観料を支払うと、入り口そばの販売コーナーに、月桃茶などと並べてお茶が販売... -
【閉店】明治創業・仙台駄菓子の老舗「石橋屋」@宮城県
桜の名所としても有名な駄菓子の老舗「石橋屋」さんが、2023年5月末に閉店してしまった。2022年の地震被害も大きく、138年の歴史に幕を閉じた。趣のある建物は解体されて姿を消し、すっかり更地に。桜の木は残されたのがせめてもの救い。幾度も訪れていた... -
近江茶の老舗「中川誠盛堂茶舗」@滋賀県大津市
足を延ばし、滋賀県大津市にあるお茶屋さん「中川誠盛堂茶舗」へ。安政5年(1858年)創業の老舗。過去何度か訪れているが、コロナ明けで久しぶり。 煎茶「日吉茶園」 煎茶「日吉茶園」を購入。こちらは最澄ゆかりの「日吉茶園」の貴重な茶の枝を、滋賀県甲... -
自家製茶油を作るための家庭用「搾油機」の調査
茶の木に白い花が咲き、茶の実の季節が到来。青々とした果実に亀裂が入り、中の実が茶色くなって、ぽろりと落ちたら収穫しています。 昨年、マンパワーで茶油を搾ってみたところ、ごく微量しか取れなかったため(油の貴重さを実感)、専用の道具「搾油機」... -
紫陽花の名所・資福寺の「急須塚」@仙台市
茶筅塚、筆塚、針塚、包丁塚など、日本には道具を供養する様々な塚があります。煎茶に関わる塚として、急須を供養するための珍しい「急須塚」が宮城県仙台市のお寺にありました。 伊達家ゆかりの古刹|慈雲山 資福寺( 資福禅寺) 資福寺は、宮城県仙台市... -
日吉大社の最古の祭神|山神のサル
煎茶文化絡みで比叡山麓の日吉大社の歴史を調べていた所、神使の猿について、1つ興味深い事実を見つけました。 ※上部画像: 赤坂山王 日枝神社の神猿像(鈴木慶雲氏 作、昭和42年奉納) 猿は神の使いではなく、日吉大社の「元々の祭神」 日吉大社といえば... -
お茶の稽古場における新型コロナの感染対策
新型コロナウィルスとの付き合いも、早1年を超えました。 ワクチンの接種開始が待たれる所ですが、政府のガイドラインに従い、感染対策をしながら稽古を再開する教室も増えてきています。そこで、茶道教室における「新型コロナウィルスの感染対策」につい... -
自宅で簡単に作れる、濃厚な味わいの「ロイヤルミルクティー」
煎茶ではなく紅茶のお話。毎日お茶を飲んでいますが、ひやりと肌寒い季節になると、発酵度の高いお茶が飲みたくなるもの。中でも、紅茶を煮出したロイヤルミルクティーは、身も心もほっと温まる飲み物。 ただ、紅茶専門店で飲むロイヤルミルクティーは、と...