茶話– category –
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自家製茶油を作るための家庭用「搾油機」の調査
茶の木に白い花が咲き、茶の実の季節が到来。青々とした果実に亀裂が入り、中の実が茶色くなって、ぽろりと落ちたら収穫しています。 昨年、マンパワーで茶油を搾ってみたところ、ごく微量しか取れなかったため(油の貴重さを実感)、専用の道具「搾油機」... -
なぜ日本だけ、横手茶器の急須で茶を淹れるのか?
欧米のティーポットや中国の茶壺は、注ぎ口と持ち手が一直線で、後ろ手の形状です。 一方、日本の急須は、注ぎ口に対し、持ち手が横についた形をしています。なぜ日本だけ茶器の形が異なり、横手型なのでしょうか?その謎に迫ってみました。 【急須はどこ... -
お茶の稽古場における感染対策
新型コロナウィルスとの付き合いも、早1年を超えました。 ワクチンの接種開始が待たれる所ですが、政府のガイドラインに従い、感染対策をしながら稽古を再開する教室も増えてきています。そこで、茶道教室における「新型コロナウィルスの感染対策」につい... -
自宅で簡単に作れる、濃厚な味わいの「ロイヤルミルクティー」
煎茶ではなく紅茶のお話。毎日お茶を飲んでいますが、ひやりと肌寒い季節になると、発酵度の高いお茶が飲みたくなるもの。中でも、紅茶を煮出したロイヤルミルクティーは、身も心もほっと温まる飲み物。 ただ、紅茶専門店で飲むロイヤルミルクティーは、と... -
伊藤若冲の五百羅漢石@椿山荘
売茶翁と関係の深い伊藤若冲。晩年は、五百羅漢像の制作に心血を注ぎました。その羅漢石の一部が、なぜか東京にあります。 【若冲の五百羅漢像】 若冲が下絵を描き、石工が彫った五百羅漢像は、石峰寺の裏山にあります。天明7年秋に刊行された「拾遺都名所... -
新型コロナに関する「茶の効用」の注意喚起
緊急事態宣言の解除後、新型コロナ・ウィルスの感染が再び拡大し、早くも第二波が訪れようとしています。 各国でワクチン開発が進められていますが、短期間で免疫が消滅する可能性が出てきており、刻々と状況が変わっています。先行きが見通せず、不安な日... -
自分の茶畑を持つ。数千円から申し込める日本各地の「茶畑オーナー制度」
自分の茶畑を持ち、そのお茶を味わい、大切な人に贈る。 実は、数千円から茶畑を持つことができます。ここでは、日本各地の「だれでも少額でオーナーになれる茶畑」を紹介します。茶畑の管理や農作業が不要なので、遠方の方でも気軽にオーナーになることが... -
西鎌倉の日本茶専門店「鎌倉倶楽部茶寮」
湘南モノレール・西鎌倉駅から徒歩2分、日本茶専門店「鎌倉倶楽部茶寮」へ。 初めて降り立った駅。戸惑いながらも、美味しい茶が頂けると聞けば、訪れずにはいられない。 【鎌倉倶楽部茶寮へ】 白い壁に、片側だけが大きく傾斜した黒い屋根。入り口にはひ... -
延暦寺元里坊 旧竹林院@比叡山坂本
比叡山延暦寺と日吉大社の門前町、坂本。日吉大社の程近くにある「元里坊・旧竹林院」に。 里坊(さとぼう)とは、延暦寺の僧侶の隠居所のこと。坂本の町は、比叡山延暦寺の門前町として栄えた地域で、旧竹林院も里坊のひとつ。約3,300㎡の池泉回遊式庭園... -
秋冬の煎茶の愉しみ「すすり茶」
寒くなってくると、暖かいお茶が美味しい。 煎茶道では、冬の手前はすすり茶。急須を使わず、茶碗に茶葉と湯をそのまま頂くお手前。茶を飲むのも淹れるのも茶碗1つなので、家でも気軽に茶を楽しめるのが魅力。 【茶碗1つで茶を淹れる】 蓋付の茶碗の隙間...
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