茶文化– category –
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茶で染める。茶を纏う。「お茶染めWashizu.」の衣類染め替え
飲むだけではない、お茶の新しい楽しみ方。 衣類を染め換えて蘇らせるプロジェクト「d&RE WEAR(ディ アンド リウェア)」を実施しているd&departmentで、今年は「お茶染め」をテーマにした企画が行われている。お茶染めを担うのは、静岡県の「お茶染... -
常滑焼を学ぶ②急須作りを学べる、とこなめ陶の森 研修工房|急須を巡る旅
とこなめ陶の森は、資料館・ 工芸研究所・研修工房の3つの施設がある。陶芸研究所の奥に進むと、研修工房がある。見学OKとのことで、中を拝見させていただいた。 とこなめ陶の森 研修工房 常滑陶芸研修所の玄関を入り、まっすぐ進むと陶芸工房が姿を表す... -
常滑焼を学ぶ①常滑急須の特徴と歴史|急須を巡る旅
以前、拝見した常滑急須の展示会「吉川雪堂展|朱泥の世界~急須の用と美~」。それから常滑焼の歴史について、気になっており、あれこれ調べながらも、「やはり現地に行かないことには」と、先日10数年ぶりに常滑に足を伸ばしてきた。 急須の街・愛知県常... -
春日大社の境内で茶を振る舞う「春日担茶屋」@奈良県
売茶翁は、天秤棒に茶道具をかけて、茶を振舞っていた。 江戸時代、奈良の春日大社の境内で、同様に茶が振舞われていたという。この「担茶屋(にないぢゃや)の道具を復元したものが奈良の春日大社にある」と耳にし、奈良訪問の折、春日担茶屋を訪れた。 ... -
越渓茶の越渓禅師ゆかりの地・瑞石山 永源寺@滋賀県
紅葉にはまだ早い季節。越渓茶の越渓禅師ゆかりの古刹、永源寺を訪問してきた。 臨済宗永源寺派 大本山 永源寺 永源寺は、滋賀県東近江市にある古刹で、臨済宗永源寺派の総本山。 紅葉の名所として有名。 開基は南北朝時代、近江国の守護職にあった佐々木... -
江戸時代の名産品図鑑「日本山海名物図会」に見る製茶法
江戸時代に出版された、名産品のガイドブックとも言うべき「日本山海名物図会」(全5巻、平瀬徹斎 撰, 長谷川光信 画、18世紀)。 大坂の書店「赤松閣」の主人・平瀬徹斎(通称は千草屋新右衛門)が、日本各地の名産を調べてまとめたもの。金や銀などの鉱... -
珈琲×紅茶の香港式ブレンドティー「鴛鴦茶」|アジアの茶文化
鴛鴦茶(えんおうちゃ・ユンヨンンチャ)とは、香港でポピュラーな珈琲と紅茶のブレンドティー。 練乳が入っているものは「鴛鴦奶茶」という。コーヒー牛乳ならぬ、ティーコーヒー牛乳。 茶餐廳(香港式カフェ・レストラン)の定番メニューで、スーパーで... -
茶道具を供養する日本各地の「急須塚」|急須を巡る旅
急須を供養するための「急須塚」。以前、宮城県仙台市のお寺にある「急須塚」を紹介しまたが、調べた所、日本各地にあることが分かりました。 京都府 建仁寺 堆雲軒の急須塚@東山 建仁寺の境内にあるに塔頭「堆雲軒」(たいうんけん)。 堆雲軒を再興した建... -
意外と知らない「玉露」の歴史|起源と茶名の由来
煎茶道のお茶会では、おなじみの玉露。とろりとした濃厚な旨味と出汁のような旨味。日本茶の最高級品であり、贅沢な緑茶です。そんな玉露は、いつどこで生まれたのでしょうか。 玉露とは?どこでどのように生まれたか 玉露とは、茶葉を摘み取る前に日光を... -
紫陽花の名所・資福寺の「急須塚」@仙台市|急須を巡る旅
茶筅塚、筆塚、針塚、包丁塚など、日本には道具を供養する様々な塚があります。煎茶に関わる塚として、急須を供養するための珍しい「急須塚」が宮城県仙台市のお寺にありました。 伊達家ゆかりの古刹|慈雲山 資福寺( 資福禅寺) 資福寺は、宮城県仙台市... -
なぜ日本だけ、横手茶器の急須で茶を淹れるのか?
欧米のティーポットや中国の茶壺は、注ぎ口と持ち手が一直線で、後ろ手の形状です。 一方、日本の急須は、注ぎ口に対し、持ち手が横についた形をしています。なぜ日本だけ茶器の形が異なり、横手型なのでしょうか?その謎に迫ってみました。 急須はどこか... -
世界各国の茶の呼び名|チャとティーの語源
今では、世界各国で飲まれている茶。中国で生まれた喫茶の習慣は、世界各地に広がりました。 どのような経路で伝わったかによって、各地域の茶の呼び名は異なります。大きく2系統「チャ」(cha)と「テー」(te)のグループがあり、どちらも中国語が語源で...