2018年– date –
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煎茶稽古|2018年神在月
10月。暑くもなく寒くもなく、着物で出歩くのによい気候に。今年の稽古も、残り僅かとなってきた。 十月の宝庵 庭にある巨石が、一面苔に覆われている。夏に来た時には、暑さでぼおっとしていたのか全く気付かなかった。奥に咲いているのは、ホトトギスの... -
京都洛北の詩仙堂|文人・石川丈山の隠棲地
叡山電鉄に乗り、洛北の一乗寺から坂を上って詩仙堂に。江戸初期の文人・石川丈山(1583~1672年)が晩年を過ごした、終の棲家。 【凹凸窠の詩仙堂】 詩仙堂入り口の扁額「小有洞」は、丈山の筆によるもの。 詩仙堂の由来は、中国の詩家36人の画が掲げられ... -
玉露茶席と茶香服@明治神宮外苑
鎌倉彫 三橋鎌幽先生の講演会にて、主催の煎茶道 方円流の玉露茶席と「茶香服」(茶歌舞伎)の体験を。会場となった明治神宮外苑の聖徳絵画記念館は、方円流さんの稽古場があるのだそう。 ※写真は、螺鈿細工の三器盆に、朱竹の茶心壺(平安春峰 作)。 【... -
鎌倉彫 三橋鎌幽 講演会@明治神宮外苑
青山通りからイチョウ並木を歩くと、明治神宮の正面に堂々と佇む、聖徳記念絵画館。 大理石をふんだんに用いた重厚な建物に、明治天皇の生涯を描いた全80点の絵画が展示されている。過日こちらで、鎌倉時代より続く仏師の血筋、三橋鎌幽(鎌倉彫 二陽堂)... -
茶を祖先に持つ民族「徳昴族」|アジアの茶文化
「ミャンマーの食べるお茶ラペソー」に続いて、アジアの茶文化シリーズの3回目。今回は、茶を祖先に持つアジアの山岳民族「徳昴族」についてのお話。 【茶を祖先に持つ徳昴族】 「漆がつなぐアジアの山々」展の展示パネルより ミャンマーのシャン州および... -
チベットとブータンの茶碗|アジアの茶文化
「ミャンマーの食べるお茶ラペソー」に続いて、アジアの茶文化シリーズの2回目。 今回は、チベットとブータンの茶碗と茶文化について。「漆がつなぐアジアの山々」展より、茶碗から見る遊牧民族の茶文化。 【チベットの茶文化】 チベットでは、バター茶(... -
ミャンマーの食べるお茶ラペソー|アジアの茶文化
先日、「漆がつなぐアジアの山々」という漆の展示イベントに。 中国・ミャンマー・ベトナム・ブータンなど、アジアの漆文化を紹介するもの。漆は英語で「JAPAN」だが、アジア各国で古くから生活に根付いている。様々な漆器が展示されている中、アジアの茶... -
春花園盆栽美術館@東京|世界に誇るBONSAIの世界
江戸川区にある、春花園盆栽美術館へ(※春花園BONSAI美術館とも)。 小岩駅からバスで20分ほど揺られると、住宅街の一角に、世界各国の国旗に色どられた檜皮葺の入り口が。 春香園には、1,000鉢以上の盆栽が立ち並び、中には樹齢数百年のものも。1鉢1鉢... -
2018年11月のイベント
2018年11月の煎茶関連のイベント・催事情報や、今月のおすすめの展覧会情報です。 東京 【第29回 東京大煎茶会@新橋】 毎年恒例の東京大煎茶会が、東京美術倶楽部で開催されます。 お茶券は1枚3席綴り券(3日間共通)で、前売券4,000円、当日券4,500円... -
江戸時代の茶室起こし絵図
東京国立博物館本館 の総合文化展で、「茶室起こし絵図」が展示されていました。 江戸時代(19世紀)に作られた紙本墨画で、松平定信(白河楽翁)が収集したもの。100年以上前の物とは思えない綺麗な状態で、茶室の構造がよくわかり、興味深いものでした。...