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東京で煎茶道体験できる場所
東京都内で、気軽に煎茶道を体験できる場所をまとめました。 「気軽に一度体験してみたい」「お稽古に興味あるけど、入門前に稽古場の雰囲気を知りたい」という方におすすめです。おいしいお茶とお菓子を頂きながら、煎茶道の概要や作法を学ぶことができま... -
紫陽花の名所・資福寺の「急須塚」@仙台市
茶筅塚、筆塚、針塚、包丁塚など、日本には道具を供養する様々な塚があります。煎茶に関わる塚として、急須を供養するための珍しい「急須塚」が宮城県仙台市のお寺にありました。 【伊達家ゆかりの古刹|慈雲山 資福寺( 資福禅寺)】 資福寺は、宮城県仙... -
なぜ日本だけ、横手茶器の急須で茶を淹れるのか?
欧米のティーポットや中国の茶壺は、注ぎ口と持ち手が一直線で、後ろ手の形状です。 一方、日本の急須は、注ぎ口に対し、持ち手が横についた形をしています。なぜ日本だけ茶器の形が異なり、横手型なのでしょうか?その謎に迫ってみました。 【急須はどこ... -
日吉大社の最古の祭神|山神のサル
煎茶文化絡みで比叡山麓の日吉大社の歴史を調べていた所、神使の猿について、1つ興味深い事実を見つけました。 ※上部画像: 赤坂山王 日枝神社の神猿像(鈴木慶雲氏 作、昭和42年奉納) 【猿は神の使いではなく、日吉大社の「元々の祭神」】 日吉大社とい... -
世界各国の茶の呼び名|チャとティーの語源
今では、世界各国で飲まれている茶。中国で生まれた喫茶の習慣は、世界各地に広がりました。 どのような経路で伝わったかによって、各地域の茶の呼び名は異なります。大きく2系統「チャ」(cha)と「テー」(te)のグループがあり、どちらも中国語が語源で... -
お茶の実から作られる「茶油」
台湾が好きな人であれば、一度は耳にしたことがある茶油。 その名の通り、お茶の実から採取したシード・オイルです。台湾では「苦茶油」、中国では「山茶油」などと読んでおり、スーパーに普通に置いてあるくらいメジャーな品物。日本ではあまり馴染みのな... -
黄檗売茶流 文化祭2021|煎茶道具と花と薫香「花座禅」
すっかり日が経ってしまったが、前回に続き、「黄檗売茶流 文化祭」について。境内の各所で茶が振る舞われる中、禅堂では「花座禅」と銘打たれたいけばな展が開催されていた。 【華道 遠州流 いけばな展@禅堂】 華道遠州流のいけばな展。禅堂(1663年創立... -
黄檗売茶流 文化祭2021|献茶式と茶席
先般、萬福寺にて、黄檗売茶流の文化祭が開催され、久方ぶりにお茶会に参加してきた。 例年であれば、5月に煎茶道大会、10月に月見の煎茶会が開催される萬福寺。しかし、コロナにより2年連続で茶会は中止に。今回、緊急自粛宣言の解除後、感染状況が落ち... -
11/13[土] 隠元禅師350年大遠忌「黄檗売茶流 文化祭」@黄檗山 萬福寺
2021/11/13[土] 黄檗宗の大本山 萬福寺@京都府宇治市にて「黄檗売茶流 文化祭」が開催されます。 【黄檗売茶流 文化祭】 開催内容 ※申込受付は終了しました。 日時 :令和3年11/13[土] 10:00~16:00(9:30受付開始)午前 :黄檗売茶流 家元 献茶... -
売茶翁の足跡を辿る|長崎編
売茶翁は、「長崎で中国人から煎茶を学んだ」と言われています。 江戸の鎖国時代、国内唯一の国際貿易港があった長崎。中国とオランダの商船が来航し、17 世紀頃から多くの中国人が居を構え、渡来僧による寺院や唐人屋敷が建てられました。多い時には、約...