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おいしい高級茶の証。「毛茸」(もうじ)とは?
お茶を淹れると、白い産毛がふわりと浮かんでいることがある。 「ほこり?」と勘違いされることもあるが、これは「毛茸(もうじ)」といい、高級な煎茶や新茶に多く見られるもので、良質な茶の証。 「毛茸」(もうじ)とは? また葉が開かない新芽は、白く...茶で染める。茶を纏う。「お茶染めWashizu.」の衣類染め替え
飲むだけではない、お茶の新しい楽しみ方。 衣類を染め換えて蘇らせるプロジェクト「d&RE WEAR(ディ アンド リウェア)」を実施しているd&departmentで、今年は「お茶染め」をテーマにした企画が行われている。お茶染めを担うのは、静岡県の「お茶染...耕作放棄地の「茶の実」を活用。ティーシードオイルのコスメ
高齢化や後継者不足などから、生産者の減少と、休耕や耕作放棄される茶園増加が間題となっている。 そこで、耕作放棄地の活用やお茶の新たな用途開拓として、茶の実の活用が進んでいる。主にスキンケアやヘアケアなどのお茶コスメが多いようだが、「茶の実...樹齢350年を超える茶の古木も。日本各地の大茶樹
中国の雲南省には、樹齢3200年を超える、世界最大といわれるチャノキがある。ふと、日本に巨大茶樹はどのくらいあるのだろうかと、気になって調べてみた。 鹿児島県 霧島の大茶樹(牧園の大茶樹) かつて樹齢300年の大茶樹があり、「不老長寿の茶」として...創業350年の仙台の御菓子司「九重本舗 玉澤」@宮城県
「伊達家御用菓子司」として、仙台藩の城下町で1675年(延宝参年)創業した老舗和菓子店、「九重本舗 玉澤」。今年2025年で創業350周年を迎える老舗和菓子店だ。昨年2025年10月に本店が移転し、リニューアルオープンした。 2024/10/11(金)に本店を移転 サン...黄檗売茶流 初煎会 2024@東京
季節外れも良いところだが、手元に書き置いておいたらすっかり年の瀬に。原稿を懐で温め過ぎである。このまま捨て置くのもどうかと思ったので、公開しておこうと思う。 睦月の某日、都内の富岡八幡宮にて令和六年の初煎会が行われた。元旦から天変地異での...【世界の茶菓子】バングラデッシュの伝統菓子「ミスティ」
先日スパイスを購入しに、ふらりとアジア食料品店へ。流暢な日本語を話すバングラデシュの方におすすめされて、「ミスティ」というお菓子を購入してみた。 名にし負はばミスティ。幸せのお裾分けの極甘菓子 ミスティは、誕生日や結婚式などのお祝い事の際...月替りで独創的な甘味がお目見え。仙台の新進和菓子屋「まめいち」@宮城県
京都の老舗和菓子屋「老松」さんで修行されていた「和菓子 まめいち」さん。定期的に新しい生菓子を生み出していて、幾度に新鮮な発見がある。 2023年に定禅寺通りにオープン 定禅寺通りを見渡せるよう、窓際にカフェスペースがある。 以前は青葉区本町に...常滑焼を学ぶ②急須作りを学べる、とこなめ陶の森 研修工房|急須を巡る旅
とこなめ陶の森は、資料館・ 工芸研究所・研修工房の3つの施設がある。陶芸研究所の奥に進むと、研修工房がある。見学OKとのことで、中を拝見させていただいた。 とこなめ陶の森 研修工房 常滑陶芸研修所の玄関を入り、まっすぐ進むと陶芸工房が姿を表す...茶室研究者・堀口捨己氏の茶室。とこなめ陶の森 陶芸研究所@愛知県
「とこなめ陶の森」資料館を後にし、陶芸研究所へ。 2023年に国の登録有形文化財に登録されたばかり。初代常滑市長にしてINAXの創業者、伊那長三郎(1890-1980年)の寄付によって建てられ、今も開館当時の姿のまま使われている。陶芸研究所はいつでも見学...常滑焼を学ぶ①常滑急須の特徴と歴史|急須を巡る旅
以前、拝見した常滑急須の展示会「吉川雪堂展|朱泥の世界~急須の用と美~」。それから常滑焼の歴史について、気になっており、あれこれ調べながらも、「やはり現地に行かないことには」と、先日10数年ぶりに常滑に足を伸ばしてきた。 急須の街・愛知県常...10年に渡る大規模な修繕工事中。黄檗宗 万寿山 聖福寺@長崎県
長崎四福寺の一つ、万寿山 聖福寺 (しょうふくじ)に。江戸前期に創建された黄檗寺院で、萬福寺の末寺にあたる。長崎出身の画家・鶴亭(かくてい)が黄檗僧となった寺でもある。残念ながら修繕工事中だったのだが、創建当時の建造物が数多く残っている。 ...