茶話– category –
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伊藤若冲の五百羅漢石@椿山荘
売茶翁と関係の深い伊藤若冲。晩年は、五百羅漢像の制作に心血を注ぎました。その羅漢石の一部が、なぜか東京にあります。 若冲の五百羅漢像 若冲が下絵を描き、石工が彫った五百羅漢像は、石峰寺の裏山にあります。天明7年秋に刊行された「拾遺都名所図会... -
新型コロナに関する「茶の効用」の注意喚起
緊急事態宣言の解除後、新型コロナ・ウィルスの感染が再び拡大し、早くも第二波が訪れようとしています。 各国でワクチン開発が進められていますが、短期間で免疫が消滅する可能性が出てきており、刻々と状況が変わっています。先行きが見通せず、不安な日... -
自分の茶畑を持つ。数千円から申し込める日本各地の「茶畑オーナー制度」
自分の茶畑を持ち、そのお茶を味わい、大切な人に贈る。 実は、数千円から茶畑を持つことができます。ここでは、日本各地の「だれでも少額でオーナーになれる茶畑」を紹介します。茶畑の管理や農作業が不要なので、遠方の方でも気軽にオーナーになることが... -
【閉店】西鎌倉の日本茶専門店「鎌倉倶楽部茶寮」
残念なことに閉店されました。支店の「鎌倉倶楽部茶寮 小町店」は営業しています。 湘南モノレール・西鎌倉駅から徒歩2分、日本茶専門店「鎌倉倶楽部茶寮」へ。 初めて降り立った駅。戸惑いながらも、美味しい茶が頂けると聞けば、訪れずにはいられない。 ... -
延暦寺元里坊 旧竹林院@比叡山坂本
比叡山延暦寺と日吉大社の門前町、坂本。日吉大社の程近くにある「元里坊・旧竹林院」に。 里坊(さとぼう)とは、延暦寺の僧侶の隠居所のこと。坂本の町は、比叡山延暦寺の門前町として栄えた地域で、旧竹林院も里坊のひとつ。約3,300㎡の池泉回遊式庭園... -
秋冬の煎茶の愉しみ「すすり茶」
寒くなってくると、暖かいお茶が美味しい。 煎茶道では、冬の手前はすすり茶。急須を使わず、茶碗に茶葉と湯をそのまま頂くお手前。茶を飲むのも淹れるのも茶碗1つなので、家でも気軽に茶を楽しめるのが魅力。 茶碗1つで茶を淹れる 蓋付の茶碗の隙間から... -
長崎平戸の和菓子アート|東西百菓之図~Sweet Hirado~
現在の砂糖を使った和菓子のルーツの1つは、南蛮菓子といわれている。江戸時代、国際貿易の窓口であった長崎の平戸では、異国から砂糖や南蛮菓子が伝来し、砂糖菓子文化が花開いた。 その歴史を受け継ぎ、新たに現代における美しい平戸菓子を作るプロジェ... -
鎌倉彫 三橋鎌幽 講演会@明治神宮外苑
青山通りからイチョウ並木を歩くと、明治神宮の正面に堂々と佇む、聖徳記念絵画館。 大理石をふんだんに用いた重厚な建物に、明治天皇の生涯を描いた全80点の絵画が展示されている。過日こちらで、鎌倉時代より続く仏師の血筋、三橋鎌幽(鎌倉彫 二陽堂)... -
江戸時代の茶室起こし絵図
東京国立博物館本館 の総合文化展で、「茶室起こし絵図」が展示されていました。 江戸時代(19世紀)に作られた紙本墨画で、松平定信(白河楽翁)が収集したもの。100年以上前の物とは思えない綺麗な状態で、茶室の構造がよくわかり、興味深いものでした。... -
文人趣味の書院「小蘭亭」|北大路魯山人の装飾美
滋賀県長浜市に、北大路魯山人が内装を手掛けた書院がある。 その名は、「小蘭亭」(しょうらんてい)。近江商人・安藤家屋敷の離れにあり、食客として招かれていた魯山人は、小蘭亭に居住しながら「天井絵・篆刻額・篆刻扉・襖・障子・地袋」などを手掛け... -
お茶の歴史を英語で学ぶ|世界2位の飲み物「Tea」
お茶は、水に次いで「世界で2番目に多く飲まれている飲み物」なんだそうです。 英語で「お茶の歴史」を説明している動画がありましたので、ご紹介します。日本語字幕付のアニメーション動画で、とても分かりやすい内容です。 お茶に関する英語教材 「TED-... -
仙台の老舗和菓子店|御菓子司 賣茶翁(ばいさおう)@宮城県
仙台には「御菓子司 賣茶翁(売茶翁・ばいさおう)」という老舗の和菓子屋があります。こちらは通販は行っておらず、仙台に行かないと購入できません。煎茶道では売茶翁と言えば言わずもがなですが、仙台の茶人の間で、こちらは大変有名なお茶菓子のお店で...