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越渓茶の越渓禅師ゆかりの地・瑞石山 永源寺@滋賀県
紅葉にはまだ早い季節。越渓茶の越渓禅師ゆかりの古刹、永源寺を訪問してきた。 【臨済宗永源寺派 大本山 永源寺】 永源寺は、滋賀県東近江市にある古刹で、臨済宗永源寺派の総本山。 紅葉の名所として有名。 開基は南北朝時代、近江国の守護職にあった佐... -
売茶翁が賞賛した永源寺発祥の「越渓茶」@滋賀県
売茶翁は、当時どんなお茶を飲み、振舞っていたのか。「売茶翁偈語」で、越渓茶を飲み絶賛している詩が残されている。越渓茶とは、どんなお茶なのか。 【越渓茶とは?東近江市政所町の「政所茶」のこと】 臨済宗 永源寺派 大本山 永源寺。越渓禅師は永源寺... -
近江茶の老舗「中川誠盛堂茶舗」@滋賀県大津市
足を延ばし、滋賀県大津市にあるお茶屋さん「中川誠盛堂茶舗」へ。安政5年(1858年)創業の老舗。過去何度か訪れているが、コロナ明けで久しぶり。 【煎茶「日吉茶園」】 煎茶「日吉茶園」を購入。こちらは最澄ゆかりの「日吉茶園」の貴重な茶の枝を、滋賀... -
黄檗売茶流 日吉大社 献茶祭2023@滋賀県大津市
10月某日、比叡山はお膝元、滋賀県大津市坂本の日吉大社にて、神前に茶を奉納する「献茶祭」。 前日は土砂降りで「明日の献茶は無事行われるのだろうか…」と心配になる位だったものの、当日は打って変わり早朝から気持ちの良い秋晴れ。 【日吉大社の献茶祭... -
日吉大社の最古の祭神|山神のサル
煎茶文化絡みで比叡山麓の日吉大社の歴史を調べていた所、神使の猿について、1つ興味深い事実を見つけました。 ※上部画像: 赤坂山王 日枝神社の神猿像(鈴木慶雲氏 作、昭和42年奉納) 【猿は神の使いではなく、日吉大社の「元々の祭神」】 日吉大社とい... -
最澄の茶の伝説を伝える「日吉社神道秘密記」
最澄が中国から持ち帰った茶を比叡山の麓に植えた、という伝説。安土桃山時代に書かれた「日吉社神道秘密記」(1582年、祝部行丸 著)に記録があると聞くので、調べてみました。 【「日吉社神道秘密記」の茶の記録】 日吉大社の参道。3000本のもみじがあり... -
平安時代の茶の記録②最澄ゆかりの日吉茶園
日本各地に残る、茶の歴史を今に伝える茶木。中国から伝来した茶を起源とする、古い茶園が滋賀県にあります。 【最澄が、唐より持ち帰り植えた茶】 日吉茶園@滋賀県 延暦24年(805年)、天台宗の開祖・最澄(767-822年)が、留学先の唐から茶の種子を持ち... -
平安時代の茶の記録①梵釈寺の献茶
正史に残る、日本最古の喫茶の記録。それは、平安時代初期に編纂された歴史書「日本後記」にあります。当時の茶はどんなものだったのか、調べてみました。。 【永忠が、嵯峨天皇に「梵釈寺」で茶を献じる】 「日本後紀」(第6巻)5行目中程に「煎茶を奉... -
延暦寺元里坊 旧竹林院@比叡山坂本
比叡山延暦寺と日吉大社の門前町、坂本。日吉大社の程近くにある「元里坊・旧竹林院」に。 里坊(さとぼう)とは、延暦寺の僧侶の隠居所のこと。坂本の町は、比叡山延暦寺の門前町として栄えた地域で、旧竹林院も里坊のひとつ。約3,300㎡の池泉回遊式庭園... -
滋賀県で借りられる貸し茶室
煎茶道のお茶会やお稽古に、滋賀県内で借りることができる「貸し茶室」をまとめました。 ※記載の内容は、リサーチ時点の情報です。その後、内容が変更されている可能性がありますので、最新の情報は各施設のホームページよりご確認ください。 長浜 【国指... -
文人趣味の書院「小蘭亭」|北大路魯山人の装飾美
滋賀県長浜市に、北大路魯山人が内装を手掛けた書院がある。 その名は、「小蘭亭」(しょうらんてい)。近江商人・安藤家屋敷の離れにあり、食客として招かれていた魯山人は、小蘭亭に居住しながら「天井絵・篆刻額・篆刻扉・襖・障子・地袋」などを手掛け...
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