2018年10月– date –
-
長崎平戸の和菓子アート|東西百菓之図~Sweet Hirado~
現在の砂糖を使った和菓子のルーツの1つは、南蛮菓子といわれている。江戸時代、国際貿易の窓口であった長崎の平戸では、異国から砂糖や南蛮菓子が伝来し、砂糖菓子文化が花開いた。 その歴史を受け継ぎ、新たに現代における美しい平戸菓子を作るプロジェ... -
第17回 銀茶会 2018@銀座
銀座の秋の風物詩、銀茶会。昨年は残念ながら雨天中止となってしまったが、今年は秋晴れの元、無事開催。 茶道五流派(表千家・裏千家・武者小路千家・江戸千家・遠州流)と、煎茶道のお茶席が銀座の街に設けられた。 【煎茶席(和敬茶道倶楽部)】 今年は... -
雪堂急須展|朱泥の世界 ~急須の用と美〜
表参道の茶茶の間で開催されている、常滑焼の急須職人・二代目 吉川雪堂さんの個展に。 これだけの数の朱泥急須が一同に会すことは、なかなかない。許可を頂いて写真を撮影してきた。 【常滑焼の朱泥急須】 常滑焼というと朱泥急須のイメージが強いが、朱... -
煎茶稽古|2018年神在月
10月。暑くもなく寒くもなく、着物で出歩くのによい気候に。今年の稽古も、残り僅かとなってきた。 十月の宝庵 庭にある巨石が、一面苔に覆われている。夏に来た時には、暑さでぼおっとしていたのか全く気付かなかった。奥に咲いているのは、ホトトギスの... -
京都洛北の詩仙堂|文人・石川丈山の隠棲地
叡山電鉄に乗り、洛北の一乗寺から坂を上って詩仙堂に。江戸初期の文人・石川丈山(1583~1672年)が晩年を過ごした、終の棲家。 【凹凸窠の詩仙堂】 詩仙堂入り口の扁額「小有洞」は、丈山の筆によるもの。 詩仙堂の由来は、中国の詩家36人の画が掲げられ... -
玉露茶席と茶香服@明治神宮外苑
鎌倉彫 三橋鎌幽先生の講演会にて、主催の煎茶道 方円流の玉露茶席と「茶香服」(茶歌舞伎)の体験を。会場となった明治神宮外苑の聖徳絵画記念館は、方円流さんの稽古場があるのだそう。 ※写真は、螺鈿細工の三器盆に、朱竹の茶心壺(平安春峰 作)。 【... -
鎌倉彫 三橋鎌幽 講演会@明治神宮外苑
青山通りからイチョウ並木を歩くと、明治神宮の正面に堂々と佇む、聖徳記念絵画館。 大理石をふんだんに用いた重厚な建物に、明治天皇の生涯を描いた全80点の絵画が展示されている。過日こちらで、鎌倉時代より続く仏師の血筋、三橋鎌幽(鎌倉彫 二陽堂)... -
茶を祖先に持つ民族「徳昴族」|アジアの茶文化
「ミャンマーの食べるお茶ラペソー」に続いて、アジアの茶文化シリーズの3回目。今回は、茶を祖先に持つアジアの山岳民族「徳昴族」についてのお話。 【茶を祖先に持つ徳昴族】 「漆がつなぐアジアの山々」展の展示パネルより ミャンマーのシャン州および...
1