2025年– date –
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売茶翁生誕350年特別展「売茶翁と若冲」@佐賀県立美術館
会期終了間際、売茶翁生誕350年特別展「売茶翁と若冲」を見に佐賀へ。 「売茶翁なくして若冲なし」をテーマとした本展は、大変充実した内容で、思い切って遠路訪問した甲斐があった。巡回予定がなく佐賀のみでの開催というのが、もったいないほど。 売茶翁... -
第50回 月見茶会2025@黄檗山 萬福寺
10年ぶりに萬福寺でお手前を務めることになり、11月1日、第50回目の月見茶会へ。前夜は遅くまで土砂降りでどうなるものかと心配したものの、夜が明けてみれば空はすっきりと晴れ渡り、カラリと快晴。ほっと胸をなでおろした。 萬福寺門前の「駒蹄影園跡碑... -
古代中国の青銅器。魔を持って魔を制す「饕餮」(とうてつ)
古代中国、殷(商)から周にかけて作られた青銅器には、驚くほど精巧な装飾が施されている。余白を許さぬかのようにびっしりと覆い尽くされた文様。うごめく異形の生き物たちは、まるで器そのものに生命を宿したかのよう。妖気漂い、鬼気迫るその姿には、... -
茶具褥・茶具敷
煎茶道で使われる布物の1つに、「茶具褥」(ちゃぐしょく・さぐじょく)がある。これは煎茶道具を載せる敷物のこと。流派によって様々な呼び方があり、「茶具敷」(さぐしき)、単に「褥」(じょく)とも呼ぶ。 茶具褥の役割 茶具褥は、テーブルクロスの... -
自動搾油機「オイルプレッソ」を使い、家で茶の実油を作る試み
お茶の木を育て、活用してみる試み。 煎茶だけでなく、茶の実からも何かできないか?そんな思いつきから、茶の実から油を作ることに挑戦してみた。今回は自動搾油機「オイルプレッソ」を使って茶油を抽出してみた。 まずは搾油機を導入 以前、手搾りで茶油... -
飲むのではなく、観賞する茶。白に薄紅色に咲く「茶の花」の世界
茶畑ではあまり見られない光景だが、茶の木は、晩秋から冬にかけて花を咲かせる。自然のままの茶の木には、花がたくさん咲くので、冬の茶の木はとてもにぎやかだ。 冬の空気に漂う甘い香りと、うつむく小さな花 寒さがだんだんと深まる季節。そんな冬の始... -
黄檗売茶流 初煎会 2025@東京
睦月の某日、、令和七年の「黄檗売茶流 初煎会」が、東京・浅草の待乳山聖天(まつちやましょうてん)にて執り行われた。 令和七年 黄檗売茶流 初煎会 今年茶会の舞台となったのは、「大根まつり」で有名な寺社「待乳山聖天」。 東京・浅草にある天台宗の... -
縄文にまで遡る古代日本の茶。遺跡から発掘されたチャノキの化石
お茶はいつ、どのようにして日本に現れたのかー。 「中国からの伝来」が通説となっているが、遺跡の発掘資料を調べてみると、日本列島には古くから茶の木が存在していたと考えられる痕跡が各地から見つかっている。 国立歴史民俗博物館が運営する「日本の... -
おいしい高級茶の証。「毛茸」(もうじ)とは?
お茶を淹れると、白い産毛がふわりと浮かんでいることがある。 「ほこり?」と勘違いされることもあるが、これは「毛茸(もうじ)」といい、高級な煎茶や新茶に多く見られるもので、良質な茶の証。 「毛茸」(もうじ)とは? また葉が開かない新芽は、白く... -
茶で染める。茶を纏う。「お茶染めWashizu.」の衣類染め替え
飲むだけではない、お茶の新しい楽しみ方。 衣類を染め換えて蘇らせるプロジェクト「d&RE WEAR(ディ アンド リウェア)」を実施しているd&departmentで、今年は「お茶染め」をテーマにした企画が行われている。お茶染めを担うのは、静岡県の「お茶染... -
耕作放棄地の「茶の実」を活用。ティーシードオイルのコスメ
高齢化や後継者不足などから、生産者の減少と、休耕や耕作放棄される茶園増加が間題となっている。 そこで、耕作放棄地の活用やお茶の新たな用途開拓として、茶の実の活用が進んでいる。主にスキンケアやヘアケアなどのお茶コスメが多いようだが、「茶の実... -
樹齢350年を超える茶の古木も。日本各地の大茶樹
中国の雲南省には、樹齢3200年を超える、世界最大といわれるチャノキがある。ふと、日本に巨大茶樹はどのくらいあるのだろうかと、気になって調べてみた。 鹿児島県 霧島の大茶樹(牧園の大茶樹) かつて樹齢300年の大茶樹があり、「不老長寿の茶」として...
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