2020年9月のイベント

朝顔

2020年9月の煎茶関連のイベント・催事情報やおすすめの展覧会情報です。

公益財団法人「日本博物館協会」が定めた「博物館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」に従い、様々な安全対策を講じ、再開する美術館や博物館が各地で増えています。8/25には倉敷の大原美術館が、4ヶ月半ぶりに展示を再開しました。

マスク着用や体調管理など、新型コロナ・ウィルスの感染防止対策を徹底の上、ご参加ください。また、状況によっては急遽中止なども考えられますから、公式サイトで最新情報をご確認ください。

目次

東京

美の競演 ─静嘉堂の名宝─@静嘉堂文庫美術館

国宝「曜変天目」「油滴天目」などの唐物茶碗のほか、古伊万里・清朝陶磁の名品などが展示されます。

会 期2020/6/27(土) 〜 2020/9/22(火祝) 10:00~16:30(入館は16:00まで)
場 所〒157-0076 東京都世田谷区岡本2-23-1
交 通「二子玉川」駅からバス「静嘉堂文庫」下車、徒歩5分
詳 細http://seikado.or.jp/exhibition/

京都

池大雅−文人たちの交流−@京都文化博物館

以前、苔寺こと西方寺の近くにあった、池大雅美術館。平成25年に惜しまれながらも閉館し、その収蔵品は京都府に寄贈されました。

その寄贈コレクションを中心に、田能村直入による「売茶翁図」など、交流のあった文人の作品も展示されます。

会 期2020/8/12(水)~9/22(火祝)
場 所〒604-8183 京都市中京区三条高倉
交 通地下鉄「烏丸御池駅」から徒歩3分
詳 細http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/ikenotaiga-2/

僧侶のご案内でめぐる「一日一組 限定」 特別煎茶体験@萬福寺

開梆

1日1組限定の特別プラン。煎茶の茶室「有声軒」で、全日本煎茶連盟の加盟員による「特別煎茶体験」をすることができます。また、萬福寺の食事処「黄龍閣」では、黄檗宗の精進料理「普茶料理」も味わえます。

  • 内容:萬福寺の僧侶の案内による、境内拝観(約45分)、通常非公開の「有声軒」にて、特別煎茶体験(約45分)
  • 料金: 3,000円/人(※おとな・こども共) ※拝観料は料金に含まれます。
  • 予約:先着順
  • 申込:京都観光Naviサイトより申込(拝観希望日2日前の17:00受付〆)
会 期2020/8/4(火)~10/29(木) 10:00~11:30
※火・木曜日のみ(一部除外日あり)
場 所〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄三番割34
交 通JR奈良線「黄檗駅」下車 徒歩5分、京阪宇治線「黄檗駅」下車 徒歩5分
詳 細https://select-type.com/rsv/?id=__Jofi2Fw9Y&c_id=113536&w_flg=1

隠れたもみじの名所「浄住寺」で特別拝観と坐禅体験@浄住寺

通常非公開の黄檗宗「浄住寺」が、「1日3組限定」で特別公開されます。

※予約は先着順。拝観希望日の2日前17:00受付締切。

  • ご住職による案内で方丈・庭園の特別拝観(約30分)
  • 本堂にて法話と坐禅体験(約45分)
  • 特別御朱印
会 期2020/9/6(日)・9/13(土)・9/19(土)・9/20(日)・9/27(日) ※9月以降も実施
①10:00~11:30(1組限定) ②13:00~14:30(1組限定) ③15:00~16:30(1組限定)
場 所〒615-8276 京都府京都市西京区山田開キ町9
交 通阪急電車「上桂」駅下車、徒歩約10分
京都駅から京都バス73系統「苔寺・すず虫寺」バス停下車、徒歩約5分
詳 細https://select-type.com/rsv/?id=__Jofi2Fw9Y&c_id=106491&w_flg=1

第二回 ティー・エレメント公募展@ギャラリー左右

哲学の道にある「ギャラリー左右」で、喫茶道具のコンテストを開催。「連綿と続く喫茶の文化に、新たないのちを」をテーマに、茶道や煎茶道の道具のほか、中国茶・紅茶など、お茶を飲むときに使う道具であれば、ジャンルは問わないとのこと。来年 2/27~ 3/21 、入選作品の展示会が同ギャラリーで開催されます。

  • 一次審査(ZOOM)→結果をメールでお知らせ
  • 審査通過者に、搬入期間などを改めてお知らせ。年明けに二次審査を予定
受付期間エントリー期間:2020/9/1(火)~ 10/4(日) ※WEBサイトからエントリー
作品搬入期間 :2021/1/15(金)まで
応募資格未発表の作品であること。プロ・アマ、年齢は問わない。
場 所〒606-8444 京都市左京区若王子町15-1
詳 細https://sayuu.jp/news/teaelementcontest-prmovie/

大阪

特別展「天目―中国黒釉の美」@大阪市立東洋陶磁美術館

中国陶磁の黒釉に焦点を当てた特別展です。国宝「油滴天目」など、唐~金時代までの作品24点を展示。
なお、近現代の作家の天目作品を展示する特集展「現代の天目―伝統と創造」が、同時開催されています。

会 期2020/6/2~2020/11/8
場 所〒530-0005大阪市北区中之島1-1-26
交 通京阪中之島線「なにわ橋駅」1号出口すぐ
詳 細http://www.moco.or.jp/exhibition/upcoming/?e=563

奈良

 設立者 中村準策と寧樂美術館@寧樂美術館

池泉回遊庭園「依水園」にある寧樂美術館にて、重要文化財・田能村竹田の「亦復一楽帖」が展示されます。全13幅が、前期・後期、季節に応じて1幅ずつ公開。また、実業家の中村準策が収集した茶道具や陶磁器、青銅器なども展示。

会 期2020/6/1[月]~9/22[火祝]
場 所〒630-8208 奈良市水門町74
交 通近鉄「奈良駅」から徒歩約15分(東大寺の西隣)
詳 細https://isuien.or.jp/museum

静岡

浮世絵・蘭字にみるお茶の世界@ふじのくに茶の都ミュージアム

お茶に関する浮世絵の展示会。江戸~明治時代、どのようにお茶が飲まれていたのかを知ることができます。

こちらのミュージアムには、小堀遠州が手掛けた茶室と庭園(復元)があるほか、石臼で抹茶を挽く体験や、茶道の体験講座もあります。

会 期2020/7/23[祝]~2020/10/5[月](前期:7/23~8/17、後期:8/19~10/5)
場 所静岡県島田市金谷富士見町3053-2
交 通東名高速道路「相良牧之原IC」から車で約10分
詳 細https://tea-museum.jp/event/ukiyoe.html

宮城

東山魁夷 唐招提寺 御影堂 障壁画展@宮城県美術館

東日本大震災復興祈念として、東山魁夷の集大成、奈良・唐招提寺の御影堂の障壁画、全68面が展示されます。

御影堂は、唐招提寺の開山・鑑真和上の像を祀る堂です。東山魁夷は、10年以上の歳月をかけ、鑑真に捧げる障壁がを描きました。鑑真に捧げる日本の風景に、故郷・中国の雄大な風景。数年前、国立新美術館の「生誕110年 東山魁夷展」で公開され、見に行きましたが圧巻でした。

会 期2020/9/19[土]~2020/11/1[日] 9:30~17:00
場 所仙台市青葉区川内元支倉34-1
交 通地下鉄東西線「国際センター駅」西1出口から北へ徒歩7分
詳 細https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/exhibition-20200919-s01-01.html

長野

染付 うつわに広がる青の世界@サンリツ服部美術館

会 期2020/6/14(日)~9/22(火祝)9:30~16:30
場 所〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り2-1-1
交 通上諏訪駅より徒歩で15分
詳 細http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/main.html

島根

日本画ベストアーティスト10 -とっておきの名画ずらり-@足立美術館

横山大観、竹内栖鳳、川合玉堂、菱田春草、上村松園、橋本関雪、安田靫彦、川端龍子、榊原紫峰、伊東深水と、など、日本がの巨匠の名画が一同に介します。アメリカの日本庭園専門誌で、「17年連続日本一」に選ばれている庭園も必見です。

会 期2020/8/31(月)~11/30(月)
場 所島根県安来市古川町320
交 通JR「安来駅」から無料シャトルバスで約20分
詳 細https://www.adachi-museum.or.jp/

兵庫

開館45周年記念「鉄斎の祭礼図」@鉄斎美術館

鉄斎が生まれ育った京都の祇園祭や太秦の牛祭、アイヌの熊送りの儀礼「イオマンテ」などの祭礼図を展示。

会 期2020/6/28(日)~10/4(日)9:30~16:30
場 所兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地  清荒神清澄寺
交 通宝塚線「清荒神駅」より徒歩約15分
詳 細http://www.kiyoshikojin.or.jp/tessai_museum/
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