新緑の美しい青葉の季節。来る2018年5月26日、京都の浄住寺で、黄檗売茶流の煎茶会が行われます。
四季の茶会「春」@浄住寺
浄住寺の素晴らしい庭を観賞しながら、煎茶を頂けます。
予約不要で気軽に参加でき、正座ではなく、椅子に座って煎茶をお楽しみ頂けるので、海外の方にもおすすめです。
黄檗売茶流 四季の茶会「春」概要
- 茶席の定員:1席15名(約30分)
- 席主 :煎茶道 黄檗売茶流 唐木岱仙
- 参加方法 :予約不要で、お客様の来た順番に受付してお茶席に入ってもらいます。
茶会日時 | 2018/5/26[土] 11:00~16:00(最終受付15:30)※予約不要 |
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お茶券代 | 1,000円(お菓子付き) |
茶会会場 | 葉室山 浄住寺(〒615-8276 京都市西京区山田開キ町9) |
交通 |
京都バス73「苔寺・すず虫寺」バス停から徒歩5分 |
問い合わせ | 06-6318-5401( 唐木岱仙 ) |
詳細 | https://kanko.city.kyoto.lg.jp/eventdetail.php?event_tab=event&eventid=3748&year=2018&month=5 |
黄檗宗 葉室山 浄住寺について
お茶会の会場となる葉室山 浄住寺(じょうじゅうじ)は、嵯峨天皇の勅願寺として810年に開創、公家の葉室家の菩提寺で、京都市西京区にある黄檗宗の古刹です。
葉室山 浄住寺
葉室山 浄住寺は禅宗にして、黄檗派なり。本尊は如意輪観音。〔坐像七寸〕
天竺仏にして鉄牛和尚感得の尊像なり。いにしへの開基は興聖菩薩。
もと此所は葉室中納言 定然寺を建て閑居し給ふ。〔年ふりて寺廃す、元禄二年鉄牛和尚再興して禅刹となさしむ〕
都名所図会|巻之四 右白虎再刻(秋里籬島 著、竹原春朝斎 画、1780年)
元々は真言律宗の寺院でしたが、江戸時代に鉄牛和尚により再建され、黄檗宗のお寺となりました。鎌倉時代には、天皇家相伝の「仏牙」(仏陀の歯)が舎利殿に収められていたと言います。
紅葉の名所
浄住寺は、苔寺こと西芳寺(※要事前予約)、鈴虫寺の華厳寺などがある洛西の上桂エリアにあります。竹の寺こと地蔵院の南に位置しています。
近年まで非公開でしたが、2017年、京都市観光協会主催「秋の特別公開 2017」により、錦秋の季節に特別拝観が行われました。参道に紅葉のトンネルが続く紅葉の名所で、紅葉の名所は新緑の名所でもあります。また、東方丈は伊達家の武家屋敷で、約300年前に仙台藩4代藩主・伊達綱村から寄進されたものです。
基本的に非公開の寺院ですが、貸切拝観(※要予約)や月に数回の特別公開を行っています。また、浄住寺では和の心を学ぶ様々な催しや、WEBメディア「和の素敵」を運営するなど、開かれたお寺として活動をしています。
- 黄檗宗 葉室山 浄住寺
- 住所:〒615-8276 京都府京都市西京区山田開キ町9
今後の浄住寺での茶会予定
2018年、春夏秋冬と四季を通じて、浄住寺でお茶会を予定しています。
2018/ 07/28(土) | 四季の茶会「夏」 |
2018/ 10/20(土) | 四季の茶会「秋」 |
2018/12月上旬(仮) | 四季の茶会「冬」 |