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煎茶道具・茶器

如意

如意

「如意 」( にょい )は、僧が読経・説法のときに持つ道具で、煎茶道では茶席の席飾りとして用いられます。

孫の手の形をし、先端をわらび形に巻き曲げた形状をしています。「爪杖」(そうじょう)とも呼びます。

如意の由来

如意は「意の如し」、思いのままになるという意味です。「和漢三才図会」によれば、如意の由来には「孫の手」「忘却防止の道具」の2つの説があるとのことです。

背中をかくための日用品

孫の手のように、手の届かない背中のかゆい所をかくために、柄の長さ三尺の「爪杖」(そうじょう)という杖を使っていました。

意のままにかくことができることから、「如意」と呼ぶようになったという説です。

物忘れ対策のための仏具

僧侶が、節文祝辞を密かに柄に記し、物忘れに備えていました。

このことから、「如意」と呼ぶようになったという説です。

如意の形状・素材

柄の部分がなだらかにS字に曲がり、先端が広がった形をしています。

木製・象牙製・金属製・鯨のヒゲなど、様々な素材が用いられます。柄の部分を玳瑁(たいまい)や螺鈿・宝石などで装飾を施した、豪華なものもあります。

如意の先端の形状には諸説あり、雲葉や篆書の「心」の字を表しているとも言われています。

  • 玳瑁竹形如意(たいまいのたけがたにょい):宮内庁所蔵
  • 犀角如意(さいかくのにょい)      :宮内庁所蔵

雲形

銅製鍍金木柄如意

銅製鍍金木柄如意(平安時代、法隆寺献納宝物。東京国立博物館蔵)

写真の如意は持ち手が木で、金属製の如意頭が雲形をしており、宝相華文・葉状文が施されている手の込んだもの。

霊芝形

 

如意の由来や形状について、下記サイトに詳しい記載があったので、参考として掲載しておきます(※中国語サイト)。

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