先日スパイスを購入しに、ふらりとアジア食料品店へ。流暢な日本語を話すバングラデシュの方におすすめされて、「ミスティ」というお菓子を購入してみた。
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名にし負はばミスティ。幸せのお裾分けの極甘菓子
ミスティは、誕生日や結婚式などのお祝い事の際に、周りの方へ配るお菓子だそう。日本でいう引き菓子のようなものだろうか。幸せのお裾分け。
パット見は、白玉のような見た目。まるっと1個食べた所、想像を超えるレベルでものすごく甘い。ミスティとはベンガル語で「甘い」という意味だそうで、インドの世界一甘い菓子「グラブジャムン」とよく似ている(グラブジャムンの缶詰は日本でも購入できる)。親戚のようなものかもしれない。
中はしっとりとしており、たっぷりのシロップに漬けたベビーカステラのよう。牛乳と砂糖・デュラムセモリナ粉(小麦粉)とシンプルな材料でできており、素朴な味。しかし本当に甘い。エスプレッソを飲みたくなる。茶もコンデンスミルクなどをいれた甘いミルクティーを飲むそうで、
こちらのお店では「職場で配るために、ミスティを購入するバングラデッシュ人が多い」とおっしゃっていた。それだけバングラデッシュを代表するお菓子ということなのだろう。
脳を酷使し、糖分を即時にたくさん必要とする将棋の棋士の方や、頭脳労働のおやつによさそうな一品。疲れている時に食べたら、染み渡りそうだ。