2017年11月– date –
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涼炉・風炉
「涼炉」(りょうろ)は煎茶道特有の道具で、お湯をわかすための焜炉(こんろ)です。「冷炉」「茶炉」「風炉」とも呼び、ボーフラと涼炉台(涼炉を置く台)とセットで、使用されます。 【火を起こすための道具「涼炉」】 元々中国では、涼炉は持ち運びで... -
茶銚・急須・急尾焼・茗瓶・茶瓶
煎茶道で使われる急須は、一般に家庭で使われる急須より小さく、手のひらサイズのものを使用します。また、煎茶道の流派によって、様々な呼称があり、流派が異なると、どのお道具のことか戸惑うくらいです。 【茶銚の材質】 国立故宮博物院の所蔵品「孟臣... -
茶心壷・茶壺・茶入
「茶心壷」(ちゃしんこ)は、茶葉を入れる容器です。茶道では茶入と呼びますが、煎茶道では、茶心壷のほか、「茶壺」(ちゃこ)「葉茶器」(はちゃき)「茶貯」(ちゃちょ)「建城」(けんじょう)などと呼びます。 また、中国茶の世界では、茶壺と言えば... -
仙媒・茶合・茶則・茶量
「仙媒」(せんばい)は、茶葉の量を測って急須にいれるための道具、言わば茶さじです。 「茶合(さごう)」「茶則(ちゃそく)」「茶量(ちゃりょう)」など、煎茶道の流派によって、様々な名称があります。仙媒は、仙境を媒介する道具という意味です。 ... -
ボーフラ・湯沸・湯罐・湯瓶
「ボーフラ」はお湯をわかす道具で、煎茶道独特のものです。 「湯罐(とうかん)」「湯瓶(とうびん)」「湯沸(ゆわかし)」「湯銚(ゆちょう)」とも呼びます。 【ボーフラの由来】 ボーフラは、中国から伝来したもので、「保宇夫良」「保富良」など、当...
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